東大女子の戯言

仕事、子育て、婚活、副業、思ったことを徒然と。

フレックスタイム制は働きやすいのか?損する人、得する人が出そうな予感。

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フレックスタイム制で損する人、得する人

 

2019年4月、働き方改革の一環としてフレックスタイム制の法改正が行われました。

 

国家公務員も2016年からフレックスタイムが導入されており、7時に出社して15時に退社するということも可能となっているようです。

 

国としては一般企業にもフレックスタイム制の導入を勧めたいようですが、フレックスタイム制とは本当に働きやすいものなのでしょうか。

 


フレックスタイム制を導入している企業は減少傾向

こちらは内閣府HPに公開されているフレックスタイム制を導入している企業数の推移表です。

 

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フレックス導入企業は減少傾向

 

導入している企業は、従業員1,000人以上の大企業が多いようです。

 

ピーク時は平成8年度で約40%まで到達しそうな勢いですが、その後は減少傾向にあり平成27年度では21.7%まで減少しています。

 

ちなみに平成30年度では24.4%に少し回復しているようです(厚生労働省「平成 30 年就労条件総合調査の概況」より)。

 


フレックスタイム制のメリット

フレックスタイム制とはコアタイムを10~15時などに設定し、出勤時刻や退勤時刻は個人が自由に決められる制度です。

 

長く働く日もあれば、短く働く日があっても良くて、1ヶ月(もしくは3ヶ月)のなかで勤務時間の合計の帳尻が合えば良いという仕組みです。

 

厚労省はフレックスタイム制のメリットとして以下を掲げています。

 

フレックスのメリット①自由度の向上

労働者にとっては、日々の都合に合わせて、時間という限られた資源をプライベートと仕事に自由に配分することができるため、プライベートと仕事とのバランスがとりやすくなります。

 

フレックスのメリット②労働生産性の向上

フレックスタイム制の導入によって、労働時間を効率的に配分することが可能となり、労働生産性の向上が期待できます。

 

また、仕事と生活の調和を図りやすい職場となることによって、労働者に長く職場に定着してもらえるようになるなど、使用者にとってもメリットがあります。

 


フレックスタイム制にはデメリットもある

当然のことながら、フレックスタイム制にはメリットだけではなくデメリットもあります。

 

平成8年度から現在に至るまでフレックスタイム制を導入している企業が減少しているのは、「デメリットによる弊害のほうがメリットを上回る」と判断した企業が多いということの表れなのでしょう。

 

では、一体なにが問題なのでしょうか。

 

フレックスのデメリット① ルーズな社員の管理が大変

フレックスタイム制が導入されると、「いつ来ても大丈夫」という安心感から、時間管理が下手なルーズ社員のルーズさを増長してしまう恐れがあります。

 

9時30分出社で全員が揃っているという緊張感がないと、ルーズな人は時間を守ることができません。

 

「遅く来たぶん、遅く帰ればいいんでしょ」とダラダラと意味もなく会社に残るかもしれません。このような態度は、周囲の士気も下げてしまうでしょう。

 

マネージメント層は管理が大変だろうと予想されます。

 

(私はルーズなので、フレックスタイムになったら自制できる気がしません笑)

 

フレックスのデメリット② 会議調整が大変

何時に人が集まるか分からないとなると、会議を設定できるのは “コアタイムだけ” ということになります。

 

コアタイムは会議が集中してしまって、全員が集まるように会議を調整するのも一苦労でしょう。

 

会議室も予約で埋まって、なかなか取れないと予想されます。

 

(そもそも日本企業は会議が多すぎ、という説もありますが…)

 


フレックスのデメリット③ 業務が非効率化

仕事が一人で完結するタイプのものではない場合、同僚と相談しながら業務を進める必要があります。

 

上記②と近いですが、全員が揃っている時間帯が短いほど、業務の効率化は下がってしまうでしょう。

 

メールで作業を投げるよりも、直接対面で「これは~~という意図なので、~~という感じでお願いします!」と依頼したほうが、ニュアンスは伝わりやすいものです。

 


フレックスのデメリット④ 社内のコミュニケーションが減る

また同じ時間に出社していれば自然と朝の挨拶もなされるものですが、フレックスタイムになると出社時間がバラバラなので挨拶が減少するという影響もあります。

 

社内のコミュニケーションが減ってしまうと、人間関係もぎこちなくなってしまうかもしれません。

 

フレックスのデメリット⑤ 時間休暇が取れなくなる

フレックスタイム制を導入する企業は、時間休暇を廃止してしまう or 時間休暇はコアタイムだけに限定してしまうことが多いようです。

 

「他の日に調整できるんだから、それで対応してよね」という意図だそうです。

 

でも、これって私のような子育て中の社員にとっては大問題です。

 

朝も夕方も残業する余地なんてないので、他の日に調整することもできないのです。

 

保育園から「お子さん、発熱しました!」という呼び出しで15時に早退した場合、15時~16時に時間休を充てているのですが、

 

もしもフレックスタイムになると早退した1時間分は減給になるようです。

 

これは結構イタい・・・(泣)


フレックスのデメリット⑥ 残業時間の増加を招く

フレックスタイムになると勤怠管理を1分単位で記録する人が増えると予想されます。

 

これまで9時30分出社で早めに到着していた人は、9時15分から出勤しているという扱いになります。

 

ちょこちょこと5分や10分でも早めに来て労働時間を積み立てたら、意外と馬鹿にならない時間になります。

 

5分だって20日あれば100分!

 

10分なら20日で200分ですからね!

 

これなら残業ができない私でも積み立てられます(笑)

 

マネージメント層は「今日、どのくらい残業しているのか」が把握できないので、部下が勝手にチリ積の残業貯蓄をしてしまうリスクがあります。


フレックスのデメリット⑦ 残業代抑制のリスクもあり

上記⑥と裏表の関係で、月末になってマネージメント層が「残業管理」をすることも考えられます。

 

月末になると「今月は残業時間が出てしまっているから、残りの数日はコアタイムしか来ちゃダメ」という指示が出る恐れも・・・。

 

コアタイム以外も働きたいと思っていても、働く許可が下りないかもしれません。

 

従来であれば忙しい時期に働いた分は残業代として支給されていたものが、残業代として支払われず、(本人の希望していない)勤務時間カットで済まされてしまう。

 

代休や振替休日なんかも、残業代抑制のために使われている制度ですしね。

 

有給は使い切れずに残って・・・勤務時間だけ無理やり減らされて・・・

 

え・・・つら・・・(泣)


フレックスタイム制は真面目な社員が損をする!?

 

おそらくフレックスタイム制は、マネージメント層や真面目に働く社員にとっては望ましくない結果をもたらすのではないでしょうか。

 

逆に、不真面目な社員は、5分の積立貯蓄で残業代を稼ぎにいきそうです。

 

ということで私はフレックスタイム制の導入は嬉しくないと思っているのですが、どうなんでしょうね。

 

みなさんは、どう思いますか?

  

副業で月5万円を稼ぐ方法。最も簡単な方法に気付いてしまった。

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月5万円の収益を手に入れたい

 

 

こんにちは、東大OGのエムです。

 

月5万円も収入が増えたら、それは嬉しいですよね。

 

もしも月5万円が手に入るなら、毎日のランチも値段を気にせず豪華にできるかな!?

 

な~んて妄想が膨らみますね(笑)

 

ここでは私の経験から、簡単に月5万円を稼ぐ方法について紹介したいと思います。

 

 

不動産収入で月5万円を稼ぐ!

 

副業の王道といえば、不動産収入ですよね。

 

中古マンションなどを購入して賃貸収入を稼ぐ方法です。

 

築30年超のマンションだと実質利回り10%といったお手頃価格のものも市場に出ています。

 

500万円で購入した1Rマンション(築30年超、18平米)からは月5万円程度の家賃収入が入ってきます。

 

不労所得で素晴らしい~!やった~!

 

・・・と思いきや、やっぱり面倒なことは多いです。

 

不動産投資の面倒なこと① 空室対策

 

部屋を借りてくれる人がいなければ家賃収入は発生しません。

 

家賃収入が発生しないので手取りはゼロ。それどころか管理費を支払わないといけないので赤字となってしまいます!

 

空室の期間が続くとお金もなくなってしまうので、すぐに次の賃借人を探さなければなりません。

 

その間はハラハラして心が落ち着かないことになります。

 

不動産投資の面倒なこと② トラブル対応

 

築年数の経過した物件だと、色んなところに不具合が生じます。

 

突然、「トイレの水が止まらなくなりました~(涙)」という電話がかかってくることも・・・。

 

仕事が忙しい時期なんかにトラブルが発生すると、なかなか落ち着いて対応することもできず、ヤキモキしてしまいます。

 

不動産投資の面倒なこと③ 物件の目利き力が必要

 

どんなマンションでも買えば賃貸収入が発生する訳ではありません。

 

長期的に借りてくれる人が居続けるか?

 

賃料価格は下落しないか?

 

現在の購入価格で “元は取れるのか?”

 

いつか売却したいときに売れるか?

 

等々を考慮したうえで、「この物件は買いだ!」と見極める目利き力が必要です。

 

(私ですか?ありませんよ笑)

 

 

不動産の投資の面倒なこと④ 元手資金が必要

 

ある程度まとまった資金がないと、物件を購入することはできません。

 

なかには安い物件もありますが。

 

安い物件を購入してリフォームするという不動産投資スタイルもありますが、得意な人でないと難しいでしょう。(私はセンスがないので出来ません笑)

 

 

株式投資で月5万円を稼ぐ!

 

これまた副業の王道といえば、株式投資ですよね。

 

株式配当で年間60万円が入ってくれば、月5万円の計算になります。

 

安定した株式や債券に投資していれば元本割れのリスクも低いし、安心で嬉しいお小遣いになりますね。

 

株式投資の面倒なこと① 勉強が必要

 

とはいえ、やはり株式についても何の銘柄でも買えば良いってもんじゃないですね。

 

そこそこ安定している会社にするのか、ある程度リスクを負いつつリターンの見込める会社にするのか。

 

業界の状況などを見極める必要があります。

 

人の意見をそのまま聞いて(ましてや証券会社の営業マンの言うことを真に受けて)、言われるがままに株式投資したら、大変なことになるかもしれません。

 

 

株式投資の面倒なこと② 元手資金も必要

 

また株式投資についても当然ながら元手資金が必要になります。

 

年間60万円の配当収入を得るためには、仮に3%利回りとして逆算すると・・・

 

2,000万円は必要ということになりますね!

 

 

 

ブログ収入で月5万円を稼ぐ!

 

最近はブログ収入で副業を目指す人も増えています。

 

ブログで収入を得るには通常は2つの方法があります。

 

1つ目はアフィリエイト。紹介した物品やサービスが購入されると、その成果に対して報酬が入るスタイルです。

 

2つ目はグーグルアドセンス。記事を読んでいる人に適した広告が自動で配信されるので、その広告を目にしてもらう、もしくはクリックしてもらうことで報酬が入るスタイルです。

 

特化型ブログではなく、雑記型ブログで収益を上げているブロガーさんはグーグルアドセンスによる収益が多いように見受けられます。

 

趣味を兼ねたブログで収益が入ってくるのは嬉しいですよね。

 

ブログ収益化の厄介なこと① センスが必要

 

趣味を兼ねたブログで収益を上げるのは、簡単なように見えて、

 

実は、とっても難しい。

 

センスがある人は別として、普通の人がスキマ時間でチャチャッと書いたブログで収益を上げるのは困難でしょう。

 

ブログ収益化の厄介なこと② 時間と労力が必要

いくつかのブログを見ていると、“マネタイズを意識した特化型ブログ” ではない “雑記型ブログ”であっても収益は出ているようです。

 

ただし、300記事くらい書いていたりします。

 

(それでも月1万円だったりする・・・オーマイガッ)

 

扱う題材によって報酬単価も全然違ってくるようなので、やはり収益を目的とするなら、好き放題に記事を書いても成果は出づらいようです。

 

(このブログでは現在すべて広告を外しています。収益ゼロだよ)

 

クラウドソーシングで月5万円を稼ぐ!

 

クラウドワークスやランサーズなど、クラウドソーシングで仕事を請け負うという副業もあります。

 

ライター記事作成や、営業用パワーポイント作成、決算データ入力など、在宅でできる仕事を見つけることができます。

 

自宅に居ながら、お金が稼げるなんて嬉しいですよね。

 

クラウドソーシングの単価は激安

 

優秀なエンジニアの方は別にして、クラウドソーシングで紹介されている仕事は驚くほど単価が安いです。

 

時給にしたら一体いくらなんだろう…1,000円いくかな…みたいな。 

 

それでも1つの案件に10人くらい応募していたりして「マジで!?」と驚きます。

 

みなさん、会社にいるヒマな時間で対応してたりするんですかね?

 

 

残業代で月5万円を稼ぐ!

 

もう副業うんぬん言ってないで、本業で月5万円稼いでみたらどうでしょうか。

 

1日1時間くらい残業したら、月20日で5万円くらい稼げてしまいませんか?

 

時短で働いている身としては、「あ…この1時間で月に貰えるお金が5万円近く違うのか…」と切に感じたりします。

 

1日2,000円近くを稼げる副業って難しいけど、本業でなら、そこまで苦労しなくても稼げてしまうんですよね。

 

無理して仕事を切り上げて副業するくらいだったら、本業に注力する方がコスパが良いんじゃないでしょうか。

 

あ、カラ残業は犯罪なのでダメですよ!^^;

 

 

まとめ

 

ということで、

 

「副業で稼ぐより、本業で頑張った方が、よほど楽ちんに月5万円を稼げるよ!」という話でした。

 

明日も頑張りましょう。

 

 

国家公務員の年収や福利厚生は?官費留学も魅力的!

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官僚の年収は・・・



こんにちは。東大OGのエムです。

 

とうの昔に霞ヶ関からは卒業してしまった私ですが、国家公務員になるための方法や内情について紹介する記事をいくつか書いてみたいと思います。

 

今回は、シリーズ第3弾「国家公務員の年収や福利厚生」について紹介します。

 


国家公務員の給与

 

ここでの国家公務員とは総合職Ⅰ種、いわゆる官僚とします。

 

国家公務員の基本給は内閣官房のHPにて公開されています。

 

俸給表というものに「職務の級(11級)」と年次で決まる「号俸(125号)」で基本給が定められています。

 

総合職Ⅰ種の国家公務員であれば、30歳を過ぎる頃ほぼ自動的に課長補佐まで昇進できます。

 

男女差は特になく、女性であっても活躍しやすい職種であることは間違いありません。


国家公務員の年収モデルケース

 

年齢

職位

月額

年収

22歳

係員

231,040円

3,835,000円

25歳

係長

273,100円

4,536,000円

35歳

課長補佐

440,600円

7,314,000円

50歳

課長

742,440円

12,533,000円

-

局長

1,074,000円

17,804,000円

-

事務次官

1,410,000円

23,374,000円

 


国家公務員の初任給

総合職Ⅰ種で入省した場合、大卒では231,040円と公開されています。賞与を4.4月とすると年収は約380万円程度となります。残業次第では年収500万円に到達するのではないでしょうか。

 

国家公務員の残業代

ちなみに予算の都合上、所属している省庁および部署によって残業代をフルにつけられるかどうかは異なります。これが労基法に違反しないかどうか不思議なんですが、本来は労基法に従うべき厚生労働省は予算がないのでサビ残当たり前文化のようです。

 

国家公務員30歳の年収

総合職Ⅰ種で入省した場合、30歳前後の年収は残業代も含めて700~800万円レンジと予想されます。外資証券や外資コンサル、商社に比べると「年収が低い」と言われますが、その他の日系大手企業に比べて特段に低い訳ではありません。

 

国家公務員 課長の年収

総合職Ⅰ種で入省したとしても全員が課長になれる訳ではありません。限られたポストについた課長の年収は約1,200万円とされています。

 

国家公務員 局長の年収

さらに局長ともなると枠数は激減しますので、同期のなかでも局長に上がれるのは数名程度になります。そんな局長の年収は約1,800万円とされています。

 

国家公務員 事務次官の年収

事務次官は官僚トップの座となりますので、同期の中に到達できる者が1人いるかどうか・・・というレベルです。出世競争を勝ち抜いて到達したポジションである事務次官の年収は約2,300万円とされています。


官僚の年収は低いのか?

世間一般の平均年収から比較すれば決して低い訳ではありませんが、外資証券、外資コンサル、商社、マスコミなどと比べてしまうと見劣りしてしまうのが実態です。

 

昔は、事務次官、局長などのポストまで登りつめれば、その後に「天下り」先に転職することで退職金&そこそこの給与を貰えることが出来たので、生涯年収は潤沢だったと思われます。

 

・・・が、昨今は「天下り」に厳しくなっています。2018年度にも「天下り」と見做された元文科省OBが処分されてしまう事例がありましたし、今後も「天下り」は取り締まられていくことでしょう。

 

元官僚で客員教授になった方が「官僚は旨味がなくなったよ。いまの若い官僚は、安くコキ遣われて可哀そうだ・・・」と嘆いていたのを思い出します。

 


国家公務員の賞与

国家公務員の賞与は “民間に準ずる” とされているので、民間の動向によって毎年変動します。平成において最も高かったのは平成3~4年度の5.45月。最も低かったのは平成22~25年度の3.95月です。平成30年度以降は4.45月となっています。


国家公務員の福利厚生

国家公務員の住宅手当

賃貸住宅に住んでいる場合の住宅手当は月27,000円となります。独身でも既婚でも27,000円に変更はありません。(なので結婚すると、ちょっぴり損した気持ちに…笑)

 

また、国家公務員向けの宿舎が用意されており、単身者であれば月額8,000円程度の家賃で住むことができます。ただし場所を選ぶことはできず空いている部屋をランダムに当てがわれます。

 

3LDKの世帯用住居を3人でルームシェアすることもあります。10歳ほど離れた先輩と同居することもあり、同居相手によっては緊張感を強いられることもあるようです。

 

国家公務員の扶養手当

他には扶養手当(配偶者や子ども)もあり、1人あたり10,000円程度が支給されます。

 


国家公務員の魅力 官費留学

官費留学は国家公務員の福利厚生とも言えるのはではないでしょうか。毎年、各省庁で数名が選抜されて海外留学に向かいます。

 

TOEFLなどのスコアをクリアする必要はありますが、「行きたい!」と希望している人は(周囲を見る限りは)ほぼ漏れなく留学しているようです。

 

留学費用はもちろんのこと、留学している間の給与も出るのが嬉しいところ。留学生活は勉強で忙しく旅行気分とは言えませんが、お金を貰いながら大学院に通えるというのは国家公務員の魅力ではないでしょうか。


まとめ


国家公務員の年収や福利厚生について紹介させていただきました。

 

年収は「高い訳ではないけれど低い訳でもない」といったところかと思います。

 

国の重要な政策を立案・遂行していくという点ではダイナミックで楽しい仕事も出来ると思いますし、民間企業との関係性においては優位な立場にあり、外部交渉においてストレスの低い仕事ではあります。

 

熱意ある勉強熱心な同僚と仕事ができる、というのも、目に見えないメリットの一つかもしれません。

 

わたしは早々に卒業してしまいましたが、働く場所として悪くないと思いますよ!

 

 

自家感作皮膚炎の発症と、止まらぬ再発。

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最初に自家感作皮膚炎を発症したのは7年ほど前。

 

ある朝、起きたら体中が謎の液体まみれでガビガビになっていた。

 

その日は苦手なクライアント先で、これまた苦手な上司とのプロジェクトが始まる日であった。

 

心からのSOSが、身体を通じて発症したのかもしれない。

 


自家感作皮膚炎とは何か

 

「自家感作皮膚炎」という単語に馴染みがある人は、そう多くないだろう。

 

虫刺されなどがジュクジュクして治らず、貨幣状湿疹になることがある。

 

この貨幣状湿疹が原発巣となって、血液を通じて体中に炎症成分を運び込み、全身で皮膚炎が発症することがある。

 

これが自家感作皮膚炎だ。

 


自家感作皮膚炎は超痒い

 

まぁ、この自家感作皮膚炎とやら。超痒い。虫刺されの比ではない。

 

我慢できる痒みではないので、無意識にボリボリと掻いてしまう。

 

掻いてしまった後は、そこがまた刺激となって新たな自家感作皮膚炎を誕生させる。

 

いまは腕やら、太ももやら、お尻やら、とにかく体中いろんなところが痒い。

 

夜寝ている間に無意識にボリボリと掻いているようで、朝起きたら爪は血だらけということもある。

 

布団にも血の跡が点々…

 

ホラーすぎる!

 

(写真は撮ってみたけど自粛)

 


自家感作皮膚炎は治るのか

 

「自家感作皮膚炎は治るのか」に対する答えは、「完治は難しい」だと思う。

 

初回の発症時には、ステロイドの服薬、たっぷりステロイドが塗られた謎の湿布を使用した。謎の湿布は白いクリームがベタベタに付着しているので、その上から何重にも包帯を巻くのだ。

 

さながらミイラである。

 

ステロイドを服用してから、スッと症状は治まった。

 

医者に通わず、勝手に脱ステロイドしてヒドイ反動はなかったので、そのまま遣り過ごしている。

 

・・・が、何かある度に再発をする。

 

一度やってしまったケガや病気というのは、ずっと残り続けるものなのだ。

 


自家感作皮膚炎の再発

 

お酒を飲むと水ぶくれが出来る

これが自家感作皮膚炎の再発なのかは不明なのだけど、足のスネにプクっと水ぶくれのようなものが発症することがある。特に酒を飲んだ後にできやすい。

 

破裂するとジュクジュクの液が出てきそうで、さながら爆弾のようである。

 

ただ、完全な再発ではないときは押すと引っ込む。

 

「そんな単純な方法で いいんかーい」と突っ込みが入りそうだけれど、まぁ大体は押せば引っ込む。

 


蚊に刺された跡がジュクジュクする

 

夏場になってくると蚊に刺された跡が治らずジュクジュクしてくる。

 

これはもうノンストップ。一度始まると止まらない。

 

痒さで掻きむしった跡から、また痒みを帯びたプツプツが生まれてくる。

 

今度は掻いた覚えがないところからも、プツプツが発生してくる。

 

はい、再発が決定。かゆいかゆい。お尻も、太ももも、痒い。

 

ボリボリボリ・・・

 

みっともないと言われようが何だろうが、痒いもんは痒い。

 


掻くことは快感

 

ボリボリと掻いていて気付いたことがある。

 

掻くという行為は、とんでもない快感を生み出す行為なのだ。

 

頭では「ダメだ」と思っていても、いざ掻くと、脳内には快楽物質が分泌されるのだ。

 

これはもう理性では抗えないことなのだ。

 

これは性的な快楽よりも強力なのではないかとも思う。

 


快楽の代償は大きい


しかし当然のことながら、快楽を求めた後は代償を払わなければならない。

 

傷だらけの手足。血だらけの服。掻いた後はヒリヒリして痛い。

 

そして時間が経つと、また痒い。

 


ステロイド点滴

 

今回の再発は症状が重くなりそうだったので皮膚科に行ってみた。

 

ステロイド錠剤を貰うつもりだったのだが、ステロイドの点滴を勧められた。

 

「錠剤だと20mgでも吸収されるのは16mgに減ってしまうけど、点滴なら20mgそのまま吸収できるから!一気に吸収して治しましょう!」とのこと。

 

3日間通わないといけないということで、昨日今日と通ってきた。

 

看護士さんの腕がイマイチだったのか、私の腕が悪いのか、2度も点滴に失敗された。(今まで失敗された経験はなかったので驚いた)

 

スッと挿入されたところは痛くないが、失敗されたところは痛い。青アザになりそうだ。

 

点滴にせずに錠剤にすれば良かった・・・。

 

 

同じ官僚でも省庁によって大違い!財務省官僚はヒエラルキーの頂点に君臨。

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こんにちは。東大OGのエムです。

 

とうの昔に霞ヶ関からは卒業してしまった私ですが、国家公務員について紹介する記事をいくつか書いてみたいと思います。

 

今回は、シリーズ第2弾「省庁のヒエラルキー」について紹介します。

 


官僚は偉そうなイメージ?

 

国家公務員(総合職Ⅰ種)であれば、「官僚」と呼ばれるのが普通です。

 

「官僚」といえば、鼻持ちならない偉そうなイメージが思い浮かびますよね(笑)

 

たしかに、鼻持ちならない偉そうな官僚も実際に存在します。

 

一方で、省庁によってカラーが全然違うのが面白いところ。

 

農水省や環境省などで偉そうな官僚は見た記憶がありません。

 

むしろ牧歌的でほがらかな人が多いのです。

 


国家公務員合同研修


入省した年の5~6月頃、2ヶ月ほどの時間をかけて国家公務員合同研修というものが行われます。

 

全省庁の新人官僚たちがランダムに班を編制されて、週単位で研修施設に泊まり込み、座学やグループディスカッションに興じることになります。

 

そのうち1週間は、普段の班とは無関係の3人で地方自治体に派遣されて研修させていただいたり、別の1週間は福祉施設で労働体験をさせて頂いたりしました。

 

受け入れる側の地方自治体や福祉施設の方からは、「(今は若造とはいえ)官僚だから下手な相手をしてはいけない。丁重に扱わなくては・・・」という空気を感じて申し訳なかったですが。。

 

私は権威主義ではないため、小娘である自分が丁重に扱われることにムズ痒さを感じたものでした。

 


省庁ヒエラルキー

 

泊まり込みの研修においては全省庁の新入官僚が集まっています。夜は自然と省庁横断の飲み会が始まるものでした。

 

そこで感じたのは、省庁毎のカラーの違い。

 

「入省して数年経っているならともかく、入省したばかりの新人であっても、こんなにカラーが違うのか・・・!」と驚きました。

 

「工学」「農学」など技術職の多い農水省や環境省、国道交通省は、なんとも牧歌的な空気感。

 

技術職が多いわけではないけれど、人道的支援を好む人が集まりやすい厚生労働省。「良い人」感が滲み出ている素敵な人が多かったです。

 

その反対に、「どんな相手も心を粉砕するまで論破してやる」と言わんばかりにキツイ性格の人が多かったのは財務省。

 

わざわざ交流する気なんてないよ~と飄々とした雰囲気の外務省。

 

交流を拒むような堅苦しい空気をまとった警察庁。

 

もちろん全員が同じというわけではないですし、たまたま私が出会った人がそうだった可能性もあります。

 

でもね、財務省は本当にビックリするくらい性格が悪い人が多かった(笑)

 


財務省がヒエラルキートップの理由

 

なぜ財務省は数多の省庁で構成されるヒエラルキーのトップなのでしょうか。

 

それは、国の予算を牛耳っているのが財務省だからなのです。

 

国の機関は企業と違って自己収入で運営することはできません。

 

毎年度、「○○事業のために○○円が必要です」と財務省に予算要求をすることになります。

 

財務省の機嫌を損ねたら、な~んにも出来なくなってしまうのです。

 

どの省庁も財務省には逆らえません。

 

これが財務省官僚の特別意識を醸成している理由なのです。

 

 

森友文書改ざんと財務省


森友文書を改ざんした件で、財務省の佐川理財局長が国会答弁をした後に辞任していましたね。

 

あのとき「おお、こんなにも天下の財務省も追い詰められておる・・・!」と内心面白がっていた人は多いのではないでしょうか。

 

佐川理財局長にしてみたら、とんでもない事故に遭ってしまったようなものですが。

 

あのあと、結局のところ安倍政権は何も責任とってないですね。

 

官僚にだけ汚い仕事を押しつけてズルイなぁ。

 


まとめ


ひとくちに官僚と言っても、所属している省庁によって雰囲気は大違い。

 

省庁ヒエラルキーのトップに君臨する財務省は、やっぱり選民意識が高めです。

 

そんな財務省でも政治家案件では貰い事故があるんですけどね。

 

 

 

「会社に行きたくないなぁ」と思ったときは、会社員であることのメリットを考えてみよう。

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月曜の朝は、「会社に行きたくないなぁ」と思う人も多いかもしれません。

 

最近の流行りで「会社に縛られずにフリーランスで生きていこう!」と思っている人もいるかもしれません。

 

「フリーランスでガツガツ稼いでやるぜ!」という気概のある方はともかく、「会社員は嫌だからフリーランスになろう」という方が勢いで会社を辞めるのはオススメできません。

 

なぜならば、会社員であることには数多くのメリットがあるからです。

 


会社員のメリット① 定額の給与が貰える

 

やはり毎月、定額の給与がもらえるのは大きなメリットです。


お金の安定は心の安定。

 

食べたいスイーツを我慢する必要もありません。

 

もしもフリーランスになったとしたら給与よりも大きな額を稼げるかもしれませんが、反対にまったく案件が取れずに収入ゼロという可能性もあるのです。

 

 

会社員のメリット② 快適な仕事環境がある

 

「毎日、会社に行くのかったるいなぁ・・・家で作業できたらなぁ・・・」なんて思ったりしますよね。

 

でも、実際に家で作業してみると、意外と仕事が捗らないことに気付きます。

 

会社には高性能のPCや仕事机、プリンタやネット環境、適切な空調など、快適に仕事をするための環境が整っています。

 

暑い夏、寒い冬の時期なんて、エアコンのついた会社で過ごしたほうが電気代もかからなくて良いですよ。

 

 

会社員のメリット③ 退職金が出る

 

定年まで会社勤めを続けたとしたら、ご褒美として退職金が貰えます。

 

一括して2,000万円ほど貰えるのは、やっぱり嬉しいですよね。

 

また退職金は所得税の計算も優遇されるので、普通に給与などで貰うよりも税金が安くなるのが嬉しいポイント。

 

仮に学部卒で入社した会社を60歳で定年する場合には、38年勤続となります。

 

このとき所得控除は800万円+18年×70万円=1,990万円。

 

新卒から働き続けた企業で退職金2,000万円をもらうとしたら、ほとんど税金はかからない計算となります。

 

※退職金の金額は会社によって異なるので賃金規程を確認してみてくださいね。

 


会社員のメリット④ 社会保険料は会社が負担

 

会社員でいるうちは気付きにくいですが、会社員は社会保険料において大きな恩恵を受けています。

 

毎月の給与から天引きされる健康保険や国民年金などの社会保険料って結構バカにならないですよね。

 

でも、それって会社が半分負担してくれた上での金額なんですよ!

 

ひぃ~怖い怖い。

 

社会保険料は年々、地味に負担額が増加されています。昭和60年における社会保険料(従業員負担)は約9%でしたが、今では14%となっています。

 

これとほぼ同額を会社が負担してくれているんですね。

 

これ、地味にありがたい。ありがとう会社!

 


会社員のメリット⑤ 休職期間も手当あり

 

病気になった場合、事故にあった場合には働くことができません。

 

フリーランスは働けない期間=収入ゼロとなってしまいますが、会社員であれば健康保険から傷病手当金が支給されます。

 

1日あたり、「休職以前12ヵ月における標準報酬月額÷ 30 × 2/3 」が受け取れます。

 

最大で1年6ヵ月も貰えるという安心感は大きいですよね。

 


会社員のメリット⑤ 人との交流がある

 

会社員であれば、なかば強制的に同僚や上司、部下、取引先といった人々との交流があります。

 

「この人間関係が煩わしいんだよ!」という意見も分かりますが、一方で、半強制的な人との交流には良いところもあります。

 

もともと交流が好きな人であれば問題ありませんが、もともと人付き合いには消極的な人は、強制されなければ、どんどん人付き合いが減っていく恐れがあります。

 

我慢する必要がない分、ちょっとした人とのズレなどが気になるようになり、交流する人を選択するようになって、ますます交流が狭まっていく可能性があるのです。

 

また、人付き合いが少ないとボケやすくなるので要注意です。

 


会社員のメリット⑥ 規則正しい生活ができる

 

決まった時間に起きて、会社に行く毎日。

 

「あーーもっと好き放題に寝ていたいなぁ」なんて思ったりします。

 

でも、もし好き放題に寝てもいい日が続いたら、どうなると思います?

 

私は自分がズボラでイイカゲンな人間だという自覚があるので、毎日寝坊をして、昼頃に起きて、のそのそと活動を始めて、夜は寝られないので夜更かしして…

 

「あぁ今日もダラシナイ1日を過ごしてしまった…」と落ち込む姿が目に浮かびます。

 

規則正しい生活ができるのも、「会社に行って仕事をする」という日課があるおかげ。

 

おかげさまで、気持ち良く1日を過ごすことができています。会社に感謝。

 


会社員のメリット⑦ 刺激が得られる

 

会社員でいることで、普通なら知ることができない極秘情報を知ることができます。

 

そんなに大それたことではなくても、その会社や事業部にいることで入ってくる業界情報だったり、組織運営が何たるかを学んだり、会社員でなければ見ることのできない世界を見ることができます。

 

これも会社員でいることの大きなメリットではないでしょうか。

 


まとめ


会社員のメリットって地味かもしれませんが、毎日のこととなると大きいですよね。

 

「自らを律することができて、積極的に人と交流して、自らガンガン稼ぐことができる」という方はフリーランス(自営)として独立すべきだと思います。

 

ただ、多くの人は、そんなに強くないんじゃないかな。

 

自分に甘いなぁ~という自覚がある方は、会社員生活を続けながら、ヒマな時間に副業に挑戦してみるくらいの方が安全だと思います。

 

わたしは自分に激甘ですし、フリーランスになったら確実にヤバイ人になるのが目に見えているので、会社員という立場を利用させてもらいます(笑)

 


輝かしい経歴と努力を以てしても人生はどうなるか分からない

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先日、とあるブログが目についた。

 

gyakutenn.hatenablog.com

 

「めんおうさんのブログが、グーグルアプリのオススメ記事に掲載されていた。

 

読んでみたら、ちっとも面白くない。

 

だけど、自分の読者数は300人台、めんおうさんは1600人台。

 

同じ時期に始めた同期だというのに、一体この差は何なんだろう。

 

めんおうさんは “人との交流が楽しい” と言っている。

 

自分は “人との交流なんてしたくない” と思っている。

 

ここが大きく違うんだろう。

 

でも、やっぱり めんおうブログは読んでて面白くない。

 

自分は自分の感情を吐露するようなブログを書きたい。」

 

という内容。

 

 

 

人は悩む生き物、だからこそ人生は面白い

 

私は、このような内面をさらけ出すような文章が好きだ。

 

小説家でいえば遠藤周作のように、「俺という人間は…」と苦悩しているような作品が好きである。

 

なんとも人間味があるし、自分も同じく苦悩する人間としては共感する部分が多いからだ。

 

「何者にもなれない」と悩む人は、キラキラした主人公が出てくる漫画ではなくて、苦悩する主人公がでてきることが多い文学がオススメ。…と、精神科医の猫P先生が仰っていたので参考にされたし。

 

nkobi1121.hatenablog.com

 


さて、さきほどの苦悩をさらけ出していたブログ主むーさんに話を戻そう。

 

彼のプロフィールを覗いてみると、これがまた興味をそそる。(・・・なんて言い方をすると失礼かもしれないが、自分に近いものを感じたのだ)

 

 

「私たち、間違えちゃったんだよね…」

 

<ブログ主>

 

・立教大学を卒業後、上場企業で営業として活躍。

 

・NY留学をした後は絵を制作販売する会社に転職。

 

・その後、イラストレーターに転身。

 

・13年ほど続けるも廃業し、現在は地方のブラック企業に勤務。


<ブログ主の嫁>

 

・慶応大学を卒業後、氷河期時代のため、有名企業には就職できず。

 

・その後、フリーライターに転身。

 

・フリーのイラストレーターであるブログ主と結婚。

 

・39歳で第1子を出産。その後、第2子も出産。

 


<現状>

 

・世帯年収400万円。

 

・冷蔵庫が壊れても、買い替えるお金がない。

 

・嫁はポツリ「私たち、間違っちゃったんだよね・・・」と。

 

 


途中まで読んで、少しばかり胸が痛くなってしまった。

 

子ども2人いるのか…。

 

大人だけならば「こんな人生もアリかな」な~んて笑って暮らせるけど…。

 

子どもが自立するまで育て上げるのには、お金がかかる。

 

 

情熱を注げるものに出会えるのは幸せなこと

 

ただ、面白いことに、ブログ主 むーさんは 特に悲観していない。

 

「上場企業で好きでもないことに人生を費やしたくはなかった。

 

情熱を注げるものに出会えたんだから、我が人生に一片の悔いなし!!」

 

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これは素晴らしい考えだと思う。

 

なんとかブログ主嫁さんと一緒に幸せに乗り越えて欲しいものである。

 

なんなら我が家の古い冷蔵庫を送ってあげたいくらいだが。。。

 

 

 

フリーライターに、俺はなる!

 

そんなブログ主さんが意識していた めんおう さん※ は今、どうしているかというと。

 

ラーメン業界は引退して、フリーライターとして独立することにされたらしい。

 

www.zinseitanosiku.com

 

 

※注 めんおうさんは国家公務員として10年ほど勤務、その後はラーメン業界に転職したブロガーである。同じ国家公務員卒業組として一方的に親近感を覚えているが、特に相手にはされていない(笑)

 

 「家族との時間を大事にしたい」「書くことが好き。書くことで食べていきたい」

 

そんな想いから、このたびの決断になったそう。

 

自分の気持ちに素直に行動できる人は羨ましい。

 

ぜひ頑張ってほしいと思う。

 

 

夢は美しく、現実は厳しく

 

その一方で、夢を追った人の全てが夢を叶えられる訳ではない厳しい現実も頭をチラついてしまうのだ。

 

人生とは本当に分からない。

 

安全な道をトボトボと歩くのが良いとは思わないけれど、

 

未開拓の地を切り開くのは気力と体力が必要だ。

 

どんなことがあっても、 「ひゃっほーー楽しいーーー♪」と思えるくらい頭のネジがぶっ飛んでる方が人生は楽しいんだろうな。

 

ま、深く考えずに生きていこうじゃないの。

 

 

 

国家公務員になるには? 国家公務員のなるまでの流れを紹介するよ。

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「日本という国を良くするために働きたい!」

 

「国家公務員として働こう!」

 

そんな素晴らしい志を持った方へ。

 

ありがとうございます。どうか、その心にある炎を燃やし続けてください。

 

とうの昔に卒業してしまった私ではありますが、国家公務員になるための方法や内情について紹介する記事をいくつか書いてみたいと思います。

 

今回は、シリーズ第1弾!

 

「国家公務員になるための方法」をご紹介します。(いつまで続くかは不明w)

 


国家公務員になるまでの道のり

国家公務員は新卒入省が普通です。たまに中途採用も行っていますが、かなりのレアケース。ということで、ここでは新卒入省を前提に紹介します。

 

新卒入省の場合、以下の過程を経ることになります。

① 国家公務員試験(第1次 選択式筆記)
② 国家公務員試験(第2次 記述式筆記)
③ 国家公務員試験(第2次 討議 面接)
④ 官庁訪問

 

国家公務員試験を合格すると、国家公務員試験合格者名簿に載ることになります。3年間有効ですので、合格した年だけではなくても官庁訪問をしても良いことになります。

 

例えば、大学4年で合格しておいて、その年では官庁訪問せずに大学院に進学し、大学院を卒業する年に官庁訪問をするということも可能となります。

 

国家公務員の試験区分

専門試験は、どの試験区分を選ぶかによって変わってきます。試験問題が変わるだけじゃなくて、どの省庁に入れるか、どのような出世ルートに乗るのかも大きく変わってくるので、選び方は大事。

 

「法律」「経済」「政治・経済」は入省できる省庁も限定されないし、出世ルートに乗りやすいのは間違いないと思います。「工学」「農業水産」などの技術職は入省できる省庁も限定されるし、出世しづらい傾向にあります。

 

試験区分と採用省庁について


国家公務員試験(第1次)

 

時期は4月下旬です。

 

第1次試験は選択式の筆記試験。内容は、基礎能力試験と専門試験の2つ。

 

基礎能力試験は30問、専門試験は40問となっています。試験区分によって合格点はマチマチです。5割を切るものもあれば、9割近くとらないといけない試験区分も…。

 

基礎能力試験は、判断・数的推理と言われる算数のような問題が16問、国語、英語の読解問題が8問、生物、化学、物理、地学、日本史、世界史、地理…等が6問。

 

中学受験や大学受験を経験している人だったら、ちょっと勉強しておくくらいで問題ないと思います。

 

専門試験は試験区分によります。ライバルが多い「法律」「経済」だったら専門学校に通った方が確実でしょう。「工学」「農業水産」などの技術職は先輩に過去問をもらって対応しておけば良いでしょう。

 


国家公務員試験(第2次)

 

時期は5月下旬~6月中旬です。

 

学部卒と院卒で異なります。学部卒は、専門試験、政策論文、面接。院卒は政策論文の代わりに政策討議(グループディスカッション)となります。

 

民間の採用試験でグループディスカッションや面接に慣れておくと有利ですね。

 

 


官庁訪問

時期は7月頃です。

 

どの省庁の採用試験を受けるかは自由ですが、試験区分によって入りやすいところ、ほぼ無理なところがあります。

 

「法務」「経済」など汎用性の高い試験区分の場合、省庁同士が採用活動のライバルとなりますので、他省庁の訪問を制限されます。あらかじめ希望の省庁は絞っておきましょう。

 

官庁訪問では先輩職員が勤務中に時間を調整して面接の相手をしてくれます。

 

私が訪問した際は1日7人くらい先輩職員にお会いしました。みなさん忙しいので、おひとり15分くらいだったと記憶しています。

 

単純に考えたら2時間もあれば十分ですが、官庁訪問の日は朝から夜まで拘束されることを覚悟しておきましょう。

 

単純に面接する先輩職員の都合で遅くなっていることもありますし、他省庁への訪問を制限する意図もあります。

 

また、実際に国家公務員として働くとしたら夜12時を過ぎて働くのは当たり前の世界ですから、その耐性があるのかを試しているのかもしれません。

 

官庁訪問の大部分は待機時間となりますが、他の受験生との交流を深める機会でもあります。受験生同士の会話にも人事チェックが入る可能性は大なので、ぶっちゃけトークは禁物です。

 

 

官庁訪問でのプレゼン

 

わたしが入省した省庁は、官庁訪問のなかに政策プレゼンの場も設けられていました。

 

事前にパワーポイントで資料を作成し、当日は発表と質疑応答です。卒論の発表みたいでしたね。私は発表するのが好きなタイプだったので楽しかったです。

 

一方、質疑応答で厳しい質問が飛んできたと思われる他の候補者(女性)は発表後に涙ぐんでいました。

 

結果的に合格していましたが、発表中に泣いていたら確実に落ちていたでしょう。

 


国家公務員の採用内定

 

時期は9月頃です。

 

卒業する年の秋頃になって、ようやく内定が出ます。国家公務員になるための道のりは意外と長いですね。

 

この時期になってから「内定なし!」という状況になるのは心理的ダメージが大きすぎるので、国家公務員を目指す人は民間からの内定も得ておきましょう。プレッシャーが全然違いますからね。

 

また都庁などの地方公務員を並行して受けている人は多かったです。

 

国家公務員よりもワークライフバランスに優れていて働きやすそうですね。

 


まとめ

 

国家公務員の仕事を紹介するシリーズ第1弾「国家公務員のなるための方法」について、ご紹介しました。

 

ざっくりとイメージは伝わったでしょうか。

 

将来、国家公務員として働きたいと考えている方に少しでも役立てば幸いです。

 

シリーズ続編をお楽しみに!(笑)

 

 

楽しいことがない?楽しいことを見つけるのも才能のうちかも。

 

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よく私は「なにか楽しいことないかなぁ」と探してしまう。


でも “楽しいことがある” というのは、“楽しいこと” 自体が転がっているというよりも、

そこらに転がっている日常を「楽しい」と思う人がいるということなのだろう。


今日は楽しいことを見つける才能に溢れる人を紹介したい。

 


子どもの心を持つ大人


紹介したいのは職場にいるアラフィフの美魔女である。


外見が美しいため「しっかり者」の見えるのだが、仲良くなって話をしてみると良い意味で子どものようなのだ。


幼い女の子のような天真爛漫さを持っていて、一緒にいると楽しい気分になる。

 

ちなみに独身。独身女性のほうが既婚女性よりも幸福度が高いって噂を聞いたんだけど、まさにそんな感じ。

 


人間ドッグはエンターテイメント!


人間ドッグといえば、「バリウムが本当に辛くて…」という話を聞くのが普通だ。

 

先輩方からの話を聞いて「バリウムは辛いもの」というイメージを持っている若手は多い。(まだ私は人間ドッグ対象なので未経験)


ところがどっこい、かの乙女に言わせると「人間ドッグはエンターテイメントみたいなもの」らしい。

 

乙女による人間ドッグの感想はこうだ。

 

バリウムがソーダ味で美味しかった♪


ゲップしたらダメだけど、バレないよう、すかしっ屁のように吐き出す術を身に着けた♪


バリウム飲んだ後はゴロゴロ転がされて楽しかった♪


人間ドッグの後のランチが美味しかった♪

 


なんだか人間ドッグが楽しいイベントのように思えてくるではないか。乙女すごいな。

 


楽しいことを見つけるのは才能

 

そんな具合なので、乙女は普通の日常を楽しんで暮らしている。

 

楽しそうに過ごしている乙女と一緒にいると、こちらも楽しい。


先日は選挙投票のために近所の学校に行ったので、せっかくだから鉄棒にチャレンジしたらしい。


乙女の行動力は素敵だ。


その話を聞いて私も鉄棒にチャレンジしてみたが、まったく下半身が上がらなくて驚愕したのであった。

 


楽しいことを見つけるコツは、面白がってみること


乙女はフットワークが軽い。

 

なにか誘ってみたときに「え~…」と否定することがない。

 

「面白そう!やってみよう!」と返事をくれる。


この間、ふと思い立って「昼休みにダンスしよー!」と誘ってみたら超ノリノリで一緒に踊ってくれた。

 

この記事で紹介したダンス。即効性があってオススメだよん。 

www.todaiog.xyz

 

 


そんなノリで乙女は周囲から楽しいことを呼び寄せているかもしれない。

 

やっぱり誰だって面白がって受け入れてくれる人のほうが良いもの。

 

仏頂面で「えぇ~」みたいな反応されたら、次は誘いづらいよね。

 

 

 

子どもは楽しいことを見つける天才

 

乙女のことを紹介して気が付いた。

 

子どもって楽しいことを見つける天才だよ。

 

石ころを水にポチャんと落として喜んでいるし、

 

歌を唄って楽しそうにしているし、

 

「ママー?」の呼びかけに「はーい!」と答えると満面の笑み。

 

一緒にいると、やっぱり楽しくなる。

 

 

童心に帰ってみるべし

 

大人になって常識に囚われてない?

 

利害関係ばっかり気にしてない?

 

もっと澄んだ心で世界を見てごらん!

 

そこらじゅうに楽しいことが転がっているんだから!

 

人生、楽しんだ者勝ちだよね。 

 

 

日系企業が外資系企業に食われる?ちょっとした危機感。

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先日、カネカ育休退職の件について書いた。

 

www.todaiog.xyz

 

 

育休を取得したことに対して報復人事をすることは許されないと思うし、そんな会社は辞めてしまっていいと思う。

 

とはいえ、「家族を守るため転勤はできません。転勤するのならば辞めます!」とキッパリ言える人って、どれだけ居るのだろうか。

 

転職先に困らない、あるいは、独立することもできる人・・・というのは、そうそう居ない。

 

 

新卒採用はメンバーシップ型雇用

 

多くの日本人が属する会社は、メンバーシップ型雇用を採用している。

 

仕事内容に応じて人を雇用するのではなく、会社に忠誠を誓う人を採用しているのだ。

 

このため採用される人は、採用時点では、どこの配属先かは決まっていない。

 

誰が、どの部署に配属されるかは、入社してみないと分からない。

 

また配属後も同じ部署に留まることは少なく、ゼネラリストを目指して様々な部署をローテーションすることが多い。

 

国家公務員は特にゼネラリスト志向が強いので、2年くらいで異動するのが通例だ。異動が早い人ほど出世コースであることが多い。

 

 

配属先で人生が決まる会社員

 

このメンバーシップ型雇用は終身雇用を前提としていれば問題はない。

 

しかし、「他の会社で働きたい!」となったとき、問題が発生する。

 

他社でも通用するような専門性が身についているケースが少ないからだ。

 

「その企業にいた」ということ自体は、あまり意味がない。

 

「これまで何をしてきたのか」の実績そのものが重要になってくる。

 

これまで、「どの部署に配属されて、どのような経験を積んできたか」が、その後のキャリアの方針を決めてしまう。配属ガチャというのは恐ろしい。

 

 

メンバーシップ型雇用は転勤も拒めない

 

会社に忠誠を誓う人を採用している訳だから、「あ、来月から関西に転勤してね!」という命令も平気で下して良いと思われている。

 

日系企業の多くは「総合職であれば全国転勤は拒めない」というのが常識となってしまっている。

 

夫の転勤に着いて行くため、妻が仕事を辞めざるを得ないパターンも多い。

 

しかし、共働きが前提となってきた世の中において、「あ、来月から転勤ね」という気楽な転勤命令は家庭が崩壊するリスクを孕んでいる。

 

結婚、子育てを視野に入れた世代は、メンバーシップ型雇用を嫌う傾向にあると思う。

 

 

転勤がない会社

 

転勤がない会社として考えらえるのは、こんなところだろうか。

 

・公務員

・外資系企業

・士業系企業

 

公務員については転勤はないものの、異動は2年ベースが多く、専門性が身につかないリスクは高いと思われる。

 

外資系企業はジョブ型雇用で採用していることから、専門性が身に付きやすく、転職するためのスキルも備わりやすい。

 

士業系は当然のことながら専門性を磨かれるので、転職も独立もしやすいだろう。資格を持っているだけで稼げるような甘い資格はなくなってきたが。弁護士、公認会計士と比べて医師資格はコスパ良好だ。

 

 

日系が外資に食われる?

 

上記のような理由もあって、最近の就活においては外資系企業の人気が高くなっているように思う。

 

 ある程度の年齢に到達していたら転職は難しい(実績があれば別)が、まだチャレンジできる世代は日系に進むよりも外資系に進む方が人生イージーなんじゃないかと思う。

 

なんだか、このまま行くと、日系企業は外資系企業に駆逐されてしまいそうだなぁ。

 

なーんて思うのであった。

 

優秀な人は外資系企業を渡り歩き、普通の人々は日系企業にしがみつく…。

 

なんとも寂しいじゃないの。

 

がんばれ日系企業。