東大女子の戯言

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自家感作皮膚炎の発症と、止まらぬ再発。

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最初に自家感作皮膚炎を発症したのは7年ほど前。

 

ある朝、起きたら体中が謎の液体まみれでガビガビになっていた。

 

その日は苦手なクライアント先で、これまた苦手な上司とのプロジェクトが始まる日であった。

 

心からのSOSが、身体を通じて発症したのかもしれない。

 


自家感作皮膚炎とは何か

 

「自家感作皮膚炎」という単語に馴染みがある人は、そう多くないだろう。

 

虫刺されなどがジュクジュクして治らず、貨幣状湿疹になることがある。

 

この貨幣状湿疹が原発巣となって、血液を通じて体中に炎症成分を運び込み、全身で皮膚炎が発症することがある。

 

これが自家感作皮膚炎だ。

 


自家感作皮膚炎は超痒い

 

まぁ、この自家感作皮膚炎とやら。超痒い。虫刺されの比ではない。

 

我慢できる痒みではないので、無意識にボリボリと掻いてしまう。

 

掻いてしまった後は、そこがまた刺激となって新たな自家感作皮膚炎を誕生させる。

 

いまは腕やら、太ももやら、お尻やら、とにかく体中いろんなところが痒い。

 

夜寝ている間に無意識にボリボリと掻いているようで、朝起きたら爪は血だらけということもある。

 

布団にも血の跡が点々…

 

ホラーすぎる!

 

(写真は撮ってみたけど自粛)

 


自家感作皮膚炎は治るのか

 

「自家感作皮膚炎は治るのか」に対する答えは、「完治は難しい」だと思う。

 

初回の発症時には、ステロイドの服薬、たっぷりステロイドが塗られた謎の湿布を使用した。謎の湿布は白いクリームがベタベタに付着しているので、その上から何重にも包帯を巻くのだ。

 

さながらミイラである。

 

ステロイドを服用してから、スッと症状は治まった。

 

医者に通わず、勝手に脱ステロイドしてヒドイ反動はなかったので、そのまま遣り過ごしている。

 

・・・が、何かある度に再発をする。

 

一度やってしまったケガや病気というのは、ずっと残り続けるものなのだ。

 


自家感作皮膚炎の再発

 

お酒を飲むと水ぶくれが出来る

これが自家感作皮膚炎の再発なのかは不明なのだけど、足のスネにプクっと水ぶくれのようなものが発症することがある。特に酒を飲んだ後にできやすい。

 

破裂するとジュクジュクの液が出てきそうで、さながら爆弾のようである。

 

ただ、完全な再発ではないときは押すと引っ込む。

 

「そんな単純な方法で いいんかーい」と突っ込みが入りそうだけれど、まぁ大体は押せば引っ込む。

 


蚊に刺された跡がジュクジュクする

 

夏場になってくると蚊に刺された跡が治らずジュクジュクしてくる。

 

これはもうノンストップ。一度始まると止まらない。

 

痒さで掻きむしった跡から、また痒みを帯びたプツプツが生まれてくる。

 

今度は掻いた覚えがないところからも、プツプツが発生してくる。

 

はい、再発が決定。かゆいかゆい。お尻も、太ももも、痒い。

 

ボリボリボリ・・・

 

みっともないと言われようが何だろうが、痒いもんは痒い。

 


掻くことは快感

 

ボリボリと掻いていて気付いたことがある。

 

掻くという行為は、とんでもない快感を生み出す行為なのだ。

 

頭では「ダメだ」と思っていても、いざ掻くと、脳内には快楽物質が分泌されるのだ。

 

これはもう理性では抗えないことなのだ。

 

これは性的な快楽よりも強力なのではないかとも思う。

 


快楽の代償は大きい


しかし当然のことながら、快楽を求めた後は代償を払わなければならない。

 

傷だらけの手足。血だらけの服。掻いた後はヒリヒリして痛い。

 

そして時間が経つと、また痒い。

 


ステロイド点滴

 

今回の再発は症状が重くなりそうだったので皮膚科に行ってみた。

 

ステロイド錠剤を貰うつもりだったのだが、ステロイドの点滴を勧められた。

 

「錠剤だと20mgでも吸収されるのは16mgに減ってしまうけど、点滴なら20mgそのまま吸収できるから!一気に吸収して治しましょう!」とのこと。

 

3日間通わないといけないということで、昨日今日と通ってきた。

 

看護士さんの腕がイマイチだったのか、私の腕が悪いのか、2度も点滴に失敗された。(今まで失敗された経験はなかったので驚いた)

 

スッと挿入されたところは痛くないが、失敗されたところは痛い。青アザになりそうだ。

 

点滴にせずに錠剤にすれば良かった・・・。