東大女子の戯言

仕事、子育て、婚活、副業、思ったことを徒然と。

受験生は正月もノンビリしている暇はないが、終わってしまえば良い思い出。

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受験が終わって嬉しいことの一つは、「正月をノンビリ過ごせるようになること」かもしれない。


小さい頃はクリスマスが楽しみだったが、大人になるとクリスマスよりも正月のノンビリした雰囲気が楽しみになってくる。

 

仕事場にも年末感があって、ゆったりとした空気が流れる。美味しい天ぷら蕎麦、おせち、しゃぶしゃぶ・・・豪華なものを堪能して、朝から酒を飲んでホロ酔い気分。実に良い。


しかし、だ。

 

可哀そうなことに受験生にとって正月とは、そんなに優しいものではない。

 

 

正月はセンター試験が目前


2019年センター試験の日程は1月19日、20日の土日だ。ほとんどの受験生がセンター試験を受けるだろうから、正月は勝負時だろう。


センター試験用に身体を作り込むため、実際のセンター試験と同じ時間割で問題を解く特訓をしておいた方が良いと思う。


「実際のセンター試験と同じ時間割で問題を解く」というのは、学校や予備校がある日には出来ないので、休日限定のトレーニングになる。


さすがに1月1日くらいはお正月気分を味わってほしいものだけれど、それ以外の日は正月気分に浮かれずに通常通りにガッツリ勉強をしておくべきだろう。

 

ストイックな人は驚くほどストイックだ。

 

とっても優秀な人は勉強しなくても合格するかもしれないが、常人たちは努力でカバーするしかない。

 

 

 

中学受験組も正月は休めない

 

 

大学受験生にとって正月が勝負時なのは勿論なのだが、それは中学受験も同じだ。

 

中学受験の試験日程は2月1日~5日。

 

正月休みに、どれだけ頑張れるかが勝負だ。

 

本人よりも親のほうが胃をキリキリさせているかもしれない。

 

かつて私も20年前に中学受験をしたクチだが、そこまで本人に逼迫した気持ちはなかった。

 

もともと中学受験させる気のない親だったので、親にも緊張感はなかった。

 

しかし、塾の先生たちには緊張感があった(ちなみに塾はSAPIX)。

 

最後は「日々是決戦」と貼られた部屋で、ひとりひとり応援されたような記憶がある。

 

そういえば、試験日には受験する校門前で先生たちが立っていて、「がんばれよー!」と応援してくれたな。

 

お祭りみたいで楽しかった。

 

呑気な受験生である。

 

 

受験は祭りみたいなもの。終わってしまえば良い思い出。

 

 

受験勉強まっただなかにいる人は、いろいろ我慢したり、不安だったり、辛いと思う。

 

ただ、全力で何かに没頭する期間というのも悪くない。

 

いざ終わってみると、「なんだか一種の祭りみたいだったな」という高揚感が得られるだろう。

 

受験生のみんな、あともう少しだけ頑張れ!

 

 

 

とか言いつつ、私はもう受験勉強は遠慮したい。

 

受験には体力が必要なのだが、もう私には体力は残っていない。

 

私自身の受験は終わったが、10年後は子どもの中学受験があるやもしれぬ。

 

お祭りとして楽しめるかどうか。

 

さて、どうなることやら。