驚異的な早さで成長する人を間近で見た1年だった。
あと少しで2018年が終わる。
1年を振り返って、「自分は成長したのだろうか?」と問う人は多いだろう。
その問いについて私も考えてみることにする。
業務スキルは下がったが、対人スキルは上がった
生後5ヵ月から子どもを保育園等に預けて職場復帰して1年。
「業務スキルは上がったか?」というと、私の場合は下がっている。
これは子どもや育児スタイルにもよると思うけれど、睡眠不足で頭は働かないし、子どもの病気で何度も休みは取るし、時短なので16時以降は働かないし・・・
ということで、やはり重要な案件は担当できなくなってしまった。
うっかりミスも増えた。
一方で、子どもの相手をしているからか、心が広くなったという側面がある。
以前は血気盛んなところがあり、仕事で正論をぶつけては衝突をすることもあった。
今はすっかり穏やかなキャラとなり、「まぁいいんじゃない。大丈夫大丈夫」と面倒見の良い人になったようだ。
新しく入った人には「誰にでもフラットな博愛主義者というイメージ」というお褒めの言葉も頂いた。
これは成長なのか、はたまた「牙の抜け落ちたオリの中の虎じゃ!」と言われた日向小次郎のように弱くなってしまっただけなのかは分からないけど、まぁ心穏やかにいられるのは悪いことではないと思う。
子どもの成長は驚異的なスピード
それに引き換えて、子どもの成長たるや凄まじい。
身近で見ていると本当にスゴイ。
いやもう、スゴイの一言しかない。
1年前はコロコロと転がっていた赤ちゃん。自力で立つことはできなかった。
それが今や、どうだろう。
ピョコピョコと歩き、爪先立ちをして高いところの物を取ることもできる。
言葉も発するようになり、「ブーブー、オッコチタ!」など、一丁前に会話している。
いっぱしの人間になっているではないか。
今日は「ボタン」が言えるようになっていた。まだ「ボ」が言えなくて「ブ」になるので、「ブタン!」という発音だけど(笑)
大人の成長スピードなんて、たかが知れている
子どもの圧倒的な成長を目にしていると、大人の成長スピードなんて大した話じゃないなぁと思う。
そのスピードは数万倍は違うんじゃないかな。
ちょっとグラフにしてみた。
産まれたての成長度は無限大ですな。
そう考えると、
「今年も俺は成長できなかった・・・!努力が足りない・・・!来年こそは!!!」
なーんて考える必要もないのかなと。もっと気楽に考えれば良いんではなかろうか。
「今年はこんなことがあったなぁ。無事に過ごせて良かったな。感謝!」くらいのユルさで良いんじゃないか。
だってもう私たち、大人だもの。ね。