東大女子の戯言

仕事、子育て、婚活、副業、思ったことを徒然と。

ADHDとの結婚生活。配偶者は幸せなのか。

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わたしはADHD傾向がある(と思っている)。

 

定職にも就いて、結婚することもできた。良かった良かった。とりあえず人並みには暮らすことが出来ている。

 

ところで、わたしと結婚した夫は幸せなんだろうか。そんな疑問が浮かんできてしまう。

 

1.料理しないADHD妻

 

ADHDである私も、子どもが生まれるまでは料理や洗濯などの家事をこなしていた。正直に言って全然興味ないんだけど、「時間がある側が担当するのは当然」ということで義務的に家事をしていた。

 

しか~し、しかし。

 

子どもが生まれてからは別だ。産後2年間、わたしが料理をしたのは数えるくらい。ほとんどは夫の担当となっている。

 

夫が長期出張の際には、実家に居候生活をしている。

 

ミスターエックスが如く、キリリとした決め台詞を周囲に言い放つ。

 

「わたし、料理しないので」

 

 

2.子ども最優先のADHD妻

 

子どもが生まれてから、めっきり家事をしなくなったのには理由がある。

 

まぁもともと「興味がない」というのが大きいのだけれど、それに加えて、「子どもが一緒に遊びたがっているのに無視したくない」というのがある。

 

目の前にいる人の気持ちを最優先したくなるのだ。

 

人の気持ちに比べたら、家事なんて些細なことじゃない?

 

実際、子どもと一緒にいるときに台所に立っているところを見て欲しいくらいだ。すぐさま子どもが足にまとわりついてきて「ママー!ママ―!だっこー!あそぼー!!」と猛烈アピールを受ける。

 

これを振りほどいて料理に没頭できる?

 

否、私にはできない。

 

 

3.名もなき家事に気付かないADHD妻

 

料理、洗濯、掃除など、名前がついている家事以外にも、細々した作業というものがあるらしい。

 

例えば、こんなもの。

 

・トイレットペーパーを取り換える

・お茶がなくなる前に茶を沸かす

・調味料がなくなる前に買う

・ゴミ捨て準備、ゴミ袋のセット

・冷蔵庫の痛みかけた野菜から使う

 

“気が付いた人がやる”というのが円満解決のように見えるが、ADHD妻は細かいことが気にならないので、気付かないことが多い。

 

実害が発生するまでは恐ろしく気にならないので、名もなき家事とやらはほぼ夫負担になっていると思う。

 

気付いたら、調味料にしろ、お茶にしろ、すでに補充されているんだよねぇ。あ~ら不思議!

 

 

4.家事負担の夫婦間格差

 

よく日本のニュースで家事負担の夫婦格差が取り上げられる。

 

1日の家事に費やす時間が、女性は327分、男性は67分とか。

 

「なんという男女格差だ!まったく日本の男女格差はけしからん!」

 

・・・と言いたいところだけれど、我が家は全く逆になりそうだ。

 

夫は仕事もこなし、家に帰ってからは家事もこなし、ということで時間的にも精神的にもプレッシャーを受けながら生活している。

 

家事も育児も仕事もトリプルにこなすワーママは本当に大変だと思う。

 

 

5.ADHD妻の夫は疲弊ぎみ

 

そんなこんなで、夫は最近さらに元気がなくなった。

 

今年の1月頃に↓こんな記事を書いたんだけど、状況は良くなるどころか悪化している気がする。

 

www.todaiog.xyz

 

原因不明の肩&胸の痛みは悪化しているし、とにかく元気がない。

 

病院では「仕事も家事も負担が大きいのかも。もっと力を抜いて。いまはウツの手前ですよ」と言われたそうだ。

 

う~ん。ウツの手前じゃなくて、すでにウツ状態なのではなかろうか?

 

私としては家事代行を頼むなり、最新家電を揃えるなりして、家事による負担を減らすのが良いと思っているのだけれど、夫はあまり気乗りしないらしい。

 

実母には「もっとアンタが家事をやれ!」と言われる始末。それをやると今度は私が家事と育児と仕事の負担でキリキリしそうなんだよなぁ。

 

 

6.ADHDの配偶者は幸せか

 

とりあえず我が家の配偶者は、幸せかどうか怪しい。

 

私の存在が悪い影響を及ぼしているのかもしれない。

 

事態が好転することを祈るばかりである。