【ちょっと怖い話】モノのように売られる人のカラダ
自分でも「こんなテーマをブログにするのか?暗すぎない!?」と少し引いてしまうのですが、ちょっと怖い話をテーマにします。
で、その内容はタイトルの通り。
ちょっと怖い話なので苦手な方はスルーしてください(もともと読者のいないブログですが念のため)
請求書に記載されたカバダーの正体
今日、とある請求書にて「カバダー」という単語を初めて目にしました。
子育て中の私には、ほげーっとした顔のカバしか想像できません。
一体どういう意味だろ?
意味を知らなかった私は早速ググってみると…
日本語訳は「ご遺体」。
え・・・請求書に「ご遺体」が記載されているってどういうこと・・・
動揺した私は、この話について少し深堀りしてみることにしました。
他国に運ばれるご遺体
その請求書は海外での医学研究センターから発行されたもの。
詳細を見てみると、ご遺体の部位が記載されていました。
部位毎に値段が決まっているようです。
なんだかモノみたいで、心がザワザワとします。
そして不思議だったのは、その医学研究センターはアジアにあるにも関わらず、ご遺体は「白人」と記載されていたこと。
「アメリカで亡くなった方の遺体が、ブローカーを通じてアジアに来ている」
そんな構図が頭に浮かびました。
献体することで見返りはある?
わたし自身は自分も家族のカラダもビジネスとして扱われるのは許しがたいことです。
これは「本人が望んでのことなのか」どうかが、とても気になりました。
例えば、献体することで家族に相応の見返りがあるのであれば、選択肢としてはありうるかもしれません。
そうであれば少しは心も救われますが・・・
ロイター通信の記事を読んでみると、その期待は打ち砕かれることになります。
アメリカでは遺体ビジネスが野放し
献体することの唯一のメリットは「葬儀代が0円になること」のみだそうです。
このため葬儀代すらも捻出できない貧困層や、「医学の発展のため」という純粋な気持ちで献体する方のみだとか。
しかし、集められたご遺体をどのように扱うかどうかの法律は定められておらず、業者のやりたい放題。
ちょっと驚愕の事実でした。無知ですみません。
日本は法律で禁じられているので、このようなビジネスは存在していません。
ただし、治療薬の開発のためにはご遺体による実験も必要となるため、日本の製薬会社は海外に出て研究開発を行っているようです。
アメリカ政府が規制を行わない理由は一体なんなのでしょう。
どうもアメリカ軍でも爆破実験なので利用しているので、規制しないほうが好都合ということなのかもしれません。
死後も尊重されたい
ということで、今日の話は ちょっと怖い話でした。
この手の話って、なんとなく他人事ではない気がして、どうにも気になってしまうんですよねぇ。。
医学の進歩に貢献するにしても、人権を尊重した上で進めて欲しいものです。